五輪に向けプレモル強化 サントリー、訪日客に

インタビューに答えるサントリービールの山田賢治社長

 サントリービールは24日までに、2020年の東京五輪・パラリンピックに向け、アジア圏や訪日外国人客に対し、主力ビール「ザ・プレミアム・モルツ」のPRを強化する方針を明らかにした。山田賢治社長が共同通信のインタビューで「知名度や品質などの面で、日本産高級ビールの代表格にしたい」と意気込みを語った。

 サントリーは現在、海外にビール工場を持っておらず、10年からアジア圏を中心にビールを輸出している。「日本の水の品質などがあってこそ、今のおいしさを出せている。五輪は海外の方に知ってもらう好機だ」と期待感を示した。


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