2018年9月20日 16:31 | 無料公開
2002年の全国高校駅伝で通算8度目の優勝を飾り、最終走者の阿江匠(右)と握手する西脇工の渡辺公二監督(当時)=西京極陸上競技場
日体大は20日、部員に対する暴力やパワーハラスメント行為で監督を解任した陸上部駅伝ブロックの総監督に、OBの渡辺公二氏(80)が就任すると発表した。
全国高校駅伝で兵庫・西脇工を8度優勝に導いた実績があり、技術指導を主に担当する。任期は来年3月まで。陸上部の監督を務めている男子棒高跳びの元日本記録保持者、小林史明氏(43)が駅伝ブロックの監督も兼任し、遠征などに同行するという。
駅伝ブロックでは前監督の渡辺正昭氏(55)に胸ぐらをつかむなどの暴力や人格を否定するような言動が複数確認され、日体大が12日に解任を発表した。