2018年9月19日 11:09 | 無料公開
横尾忠則氏
美術家横尾忠則さん(82)の特別展を予定していた西脇市岡之山美術館(兵庫県西脇市)の職員が作品制作の場に約30分遅刻したことに、横尾さんが立腹して作品が完成せず、特別展の開催が延期されていたことが19日、分かった。
美術館によると、横尾さんは西脇市出身。地元をモチーフにした作品などを集めた特別展を今月28日から開く予定だった。
8月29日、同県多可町の施設で和紙を使った作品を制作する際、職員や学芸員が素材の提供に訪れたが、横尾さんよりも到着が遅れた。横尾さんが「創作意欲が失われた」と立腹して作品が作られず、現在も出来上がっていない。