「人生100年時代」へ改革議論 経産省、産構審に新部会

 経済産業省は18日、2050年ごろに「人生100年時代」が到来するのを見据え、経済社会システムの改革について議論する部会を産業構造審議会に新たに設置すると発表した。21日に初会合を開く。寿命が延びれば、幅広い分野で社会の変革が迫られるため、有識者らが今後、月1回程度集まって検討し、来年夏までに議論を取りまとめる。検討結果は政府の未来投資会議に報告し、政府方針に反映させる。

 部会では、50年にかけてグローバル化や人工知能(AI)などデジタル化の進展により産業構造は大きく変化するとし、働く年齢の延長や副業など多様な働き方について話し合う。


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