群馬県みなかみ町長が失職 セクハラ疑惑、再び不信任

前田善成氏

 群馬県みなかみ町で18日、セクハラ疑惑を巡って不信任決議を受けた前田善成町長(51)の解散に伴う町議選後、初めての町議会(定数18)が開かれ、再び不信任決議案が提出、可決された。前田氏は地方自治法の規定により失職した。前田氏は同日付で辞職する意向を表明したが、議会で同意するかを審議する前に緊急動議が出た。決議案は「セクハラ疑惑で町の信頼が失墜しイメージが傷ついた」とした。

 前田氏は町議選翌日の10日に退職期日の定めのない辞職願を提出して受理され、不信任決議案が可決されなくても、同法の規定で30日に町長を辞めることになっていた。


  • LINEで送る