東京都、新型水道メーター実験へ 検針の自動化目指す

 東京都の小池百合子知事は17日、都内で開催中の「国際水協会(IWA)世界会議」で基調講演し、水道の検針を自動化するため、使用量などの通信機能を備えたスマートメーターの実証実験を2025年をめどに始めることを明らかにした。

 スマートメーターを巡っては、20年東京五輪・パラリンピックの選手村を大会後に転用する共同住宅で電気とガス、水道の共用で設置されることになっているが、都内で大規模な実験が行われるのは初めて。

 小池氏は講演で、都心や郊外などで複数のエリアを選定し、家庭や水道管にスマートメーターを設置し、漏水の早期発見への対応などにつなげる考えを示した。


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