2018年9月17日 13:31 | 無料公開
16日、ハリケーンが去った米ノースカロライナ州で住宅の片付けをする人々(ロイター=共同)
【ニューヨーク共同】米南東部沿岸に上陸し、ハリケーンから勢力を弱めて熱帯低気圧になった「フローレンス」による降雨は16日も続き、洪水被害が広がって死者は少なくとも18人に達した。ノースカロライナ州などでは複数の河川が氾濫の恐れがある危険な状態となり、地元当局は引き続き警戒を呼び掛けた。米メディアが伝えた。
死者は倒木の下敷きとなったほか、冠水した道路を車で走行中に事故を起こしたり、停電中に屋内で発電機を使用して一酸化炭素(CO)中毒になったりした。
ノースカロライナ州の人口12万人の都市ウィルミントンは、周囲の道路が冠水するなどして孤立した状態となった。