2018年9月17日 09:08 | 無料公開
16日、ドイツ・ミュンヘンで行われている音楽コンクールのビオラ部門で3位に入った近衛剛大さん(共同)
【ミュンヘン共同】ドイツ南部ミュンヘンで行われている公共放送ARD主催の第67回ミュンヘン国際音楽コンクールで16日、オランダ生まれで同国在住の近衛剛大さん(20)がビオラ部門で3位に入った。
近衛さんはヒンデミットの作品をオーケストラと熱演。3位が決まると「とても緊張していたので思うようにできなかったこともあるが、自分のパフォーマンスには満足している」と笑顔で話した。
近衛さんは4歳でバイオリン、13歳でビオラを始めた。曽祖父は日本のオーケストラ活動の発展に尽くした指揮者の近衛秀麿氏、祖父は宮内庁式部職楽部指揮者だった秀健氏という音楽家一家の出身。