野生イノシシ陽性2頭目 豚コレラ、養豚場から3キロ

 岐阜県は16日、豚コレラ感染が確認された岐阜市の養豚場から約3・5キロ北東の住宅の庭で15日に野生イノシシの死骸が見つかり、県の遺伝子検査で陽性だったと発表した。県の検査で陽性が出たイノシシの死骸は2頭目で、1頭目は既に感染が確定。2頭目も今後、国の検査機関が詳しく分析する。

 県によると15日午後、同市大洞の住民から「イノシシが自宅の庭で死んでいる」と通報があり、16日の検査で陽性と出た。イノシシは体長約50センチの子どもで目立った外傷はない。

 1頭目は13日に養豚場から約7キロ北西の水路で見つかり、14日に国の検査で陽性が確定した。


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