2018年9月14日 09:38 | 無料公開
伊藤若冲展の内覧会で作品を見る人々=13日、パリ・プティパレ美術館(共同)
【パリ共同】江戸時代中期に京都で活躍し、日本で近年ブームが起きた画家、伊藤若冲(1716〜1800年)の代表作を欧州で初めて公開する展覧会の開会式が13日、会場のパリにあるプティパレ美術館で開かれた。展覧会は15日から10月14日まで。
日仏友好160周年を記念してフランスで開催中のイベント「ジャポニスム2018」の一環。関係者が出席した開会式で同美術館のクリストフ・ルリボー館長は「若冲は作品が少なく、フランスであまり知られていない。自然への愛着、宗教観は普遍的で人々を魅了すると思う」と話した。