2018年9月13日 20:33 | 無料公開
13日、フィリピン政府の台風22号の災害対策会議に出席したドゥテルテ大統領(右)=マニラ(AP=共同)
【トゥゲガラオ(フィリピン北部)共同】猛烈な台風22号は13日、フィリピンの東の海上を時速約20キロで西に進んだ。15日にも北部ルソン島に上陸する見通し。フィリピン政府は13日に緊急の災害対策会議を開き、関係当局に警戒を指示。沿岸の住民の一部は避難を始めた。
日本の気象庁の観測では、中心気圧は905ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は55メートル、最大瞬間風速は80メートルで中心から半径220キロ以内で風速25メートル以上の暴風域になっている。国際呼称はマンクット。
ルソン島を横断した後、香港方面に向かうとみられる。台湾南部にも被害が出る恐れがある。