北海道地震を激甚災害指定見込み 首相、閣僚会議で表明

地震の影響で建物が傾いた札幌市清田区の住宅街=13日午後

 安倍晋三首相は13日、官邸で開かれた北海道の地震に関する関係閣僚会議で「激甚災害に指定する見込みとなった」と表明した。政府は今後、農地や道路などの被害状況の調査を進め、閣議決定する方針。指定されれば、被災自治体の復旧事業に対する国の補助率が1〜2割程度引き上げられる。

 政府は昨年12月、被災自治体からの早期対応の求めに応じ、最速1週間程度で「指定見込み」を公表することにした。


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