米で温暖化「サミット」始まる 不参加のトランプ政権批判

地球温暖化対策を話し合う米ロサンゼルスのガーセッティ市長(左から2人目)ら=12日、米サンフランシスコ(共同)

 【サンフランシスコ共同】地球温暖化対策を話し合う国際会議「気候行動サミット」が米西部カリフォルニア州サンフランシスコで12日始まった。米メディアによると、国際的な枠組み「パリ協定」からの離脱を表明したトランプ政権の関係者は不参加。民主党所属の市長や出席者からは、気候変動問題に消極的な政権を「頼ることはできない」と批判する声が相次いだ。

 「ホワイトハウスは(温暖化対策で)指導力を欠いており、各自治体が懸命に取り組んでいる」。サミットの一環として開かれた大都市ネットワークの会合で、ロサンゼルスのガーセッティ市長がこうアピールすると、大きな拍手が起きた。


  • LINEで送る