2018年9月12日 18:09 | 無料公開
引退表明の記者会見を終え、花束を手に引き揚げる巨人の杉内俊哉投手=12日、東京都内のホテル
巨人の杉内俊哉投手(37)は12日、東京都内のホテルで記者会見を行い、今季限りでの現役引退を表明した。「松坂世代」を代表する投手として通算142勝を挙げたが、2015年に股関節の手術を受けて以降は1軍での登板がなく「これ以上は僕のわがままになってしまう」と決断した理由を語った。
最近は若い選手を自然と応援する気持ちになっていたという。「心のどこかで野球選手でなくなっているなというのがあった。勝負師として違うかなと感じた」と涙をこらえ切れずに話した。