はれのひ元社長、賃金未払い容疑 労基署が書類送検

 成人の日に晴れ着トラブルを起こした振り袖販売・レンタル業「はれのひ」(破産)が従業員に賃金を支払わなかったとして、横浜南労働基準監督署は12日、最低賃金法違反の疑いで、元社長篠崎洋一郎被告(56)=詐欺罪で起訴=と法人としての同社を書類送検した。

 書類送検容疑は、神奈川県の店舗などに勤める従業員27人に対し、昨年8月分の最低賃金に当たる計約510万円を所定日までに支払わなかった疑い。

 労基署によると、従業員から賃金未払いの相談を受け、昨年8月から複数回、立ち入りの監督指導を行った。


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