2018年9月12日 16:09 | 無料公開
非鉄大手三菱マテリアルグループの製品データ改ざん事件で、東京地検特捜部は12日、不正競争防止法違反(虚偽表示)の罪で法人としての子会社3社を起訴し、うち2社の前社長を在宅起訴したと明らかにした。
起訴されたのは三菱電線工業(東京)とダイヤメット(新潟市)、三菱アルミニウム(東京)の3社と、三菱電線の村田博昭前社長(61)=更迭=とダイヤメットの安竹睦実前社長(60)=辞任=の2人。
不正は昨年11月、三菱マテリアルが公表して発覚。問題製品の出荷先は700社以上に及んだ。同様のデータ改ざんでは、神戸製鋼所も今年7月に不正競争防止法違反の罪で起訴されている。