温暖化対策、米で国際会議開催へ 市民など非国家が脱炭素を後押し

米サンフランシスコで記者会見する末吉竹二郎国連環境計画特別顧問=11日(共同)

 【サンフランシスコ共同】深刻な影響が懸念される地球温暖化を抑える取り組みを、企業や自治体、市民など多様な力で推し進めるための国際会議「気候行動サミット」が米カリフォルニア州サンフランシスコで12日(日本時間13日)から始まる。

 トランプ米大統領がパリ協定からの離脱を表明するなど、国レベルの対策の後退や遅れが生じる中、「非国家」の取り組みに焦点を当てて意見を交わし「脱炭素社会」の実現を後押しする狙い。

 世界各地から関係者が集まり、俳優のハリソン・フォードさんら著名人も会議に賛同。日本からは、ソニーや連携組織「気候変動イニシアティブ」が参加する。


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