中ロ、南北対話に期待 朝鮮半島問題で連携

11日、ロシア・ウラジオストクでの首脳会談で握手するプーチン大統領(右)と中国の習近平国家主席(タス=共同)

 【ウラジオストク共同】中国の習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は11日、ロシア極東ウラジオストクで会談し、朝鮮半島問題の政治的解決に向け緊密に連携する方針を改めて確認した。18日から開かれる南北首脳会談に関し、中ロの提案に沿う形での進展への期待を表明、北朝鮮の後ろ盾として存在感を示した。

 プーチン氏は会談後の共同記者発表で、「(中ロ両国が)韓国と北朝鮮の指導部による関係修復の努力を支持し、次回の南北首脳会談の成功に期待している」と述べた。

 一方、習氏はトランプ米政権を念頭に「中ロは共に単独主義や保護貿易主義に反対する」とけん制した。


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