2018年9月11日 12:19 | 無料公開
台風21号の影響によるタンカー衝突で道路部分が鉄道線路側にずれた関西空港の連絡橋=11日午前10時17分(共同通信社ヘリから)
石井啓一国土交通相は11日の記者会見で、台風21号の影響によるタンカー衝突で損傷した関西空港の連絡橋の鉄道運行を月内にも再開できるとの見通しを示した。当初は10月上旬を目指していたが、12日に道路部分の橋桁撤去を始め1週間程度の前倒しが見込めるという。
関空では4日、連絡橋の道路部分にタンカーが衝突、橋桁が並行する鉄道の線路側にずれたため電車の走行を妨げている。撤去作業は橋桁をクレーンでつり上げ14日の完了を目指す。
浸水の影響で使用できなくなっているA滑走路については、第1ターミナル南側の施設とともに週内に暫定的運用を始める方針も改めて強調した。