2018年9月11日 13:06 | 無料公開
ニューヨークの「9・11トリビュート博物館」を訪れた住山一貞さん(左)と妻マリさん=10日(共同)
【ニューヨーク共同】日本人24人を含む約3千人が犠牲になった2001年9月の米中枢同時テロで、長男の杉山陽一さん=当時(34)=を亡くした父、住山一貞さん(81)=東京都目黒区=と母マリさん(78)は10日、ニューヨークのテロ現場近くに昨年完成した「9・11トリビュート博物館」を訪れた。11日でテロから17年を迎える。
博物館は犠牲者を追悼し、テロの実態のほか、遺族や負傷者、地域が立ち直ってきた経緯を紹介している。夫妻は博物館関係者から説明を受けながら、杉山さんを含む犠牲者の写真が展示された部屋などをゆっくりと見て回った。