両陛下、西日本豪雨で見舞い 広島、岡山、愛媛の3県訪問へ

 天皇、皇后両陛下が西日本豪雨の被災者を見舞うため、被害が甚大だった広島、岡山、愛媛の3県を訪問されることが11日、閣議で報告された。いずれも空路の日帰りで、13日は広島、岡山両県にある仮設住宅や災害対応拠点を陸上自衛隊のヘリコプターを使って移動する。20日は愛媛県に足を運ぶ。

 両陛下が被災地を訪れるのは、今年6月に東日本大震災からの復興状況を視察した福島県以来。被災から間もない時期にヘリコプターで現地に入るのは2016年5月の熊本地震以来となる。

 側近によると、災害対応に追われる地元自治体や警察などの活動を考慮し、受け入れ態勢が整うまで訪問を控えていた。


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