体操・宮川選手の主張を一部否定 塚原夫妻、パワハラ問題で

 日本体操協会の塚原千恵子女子強化本部長(71)と塚原光男副会長(70)が10日までに取材に応じ、夫妻をパワハラで告発した宮川紗江選手(19)の主張の一部を否定した。同選手は2020年東京五輪強化プロジェクト参加を当初拒んだことで「五輪に出られなくなる」などと圧力をかけられたと主張しているが、千恵子氏は「もっと頑張らないと五輪のチームに入れないという意味で、(プロジェクトに)入ってもらおうと思ってやっていた」と語った。

 千恵子氏は、国際大会に不当に派遣されなかったとの訴えについて、経験を積ませる目的でより若い選手を優先して出場させたためと説明した。


  • LINEで送る