商業捕鯨再開で論戦 IWC総会が開幕

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開幕したIWC総会でモニターに映し出された谷合正明・農水副大臣(右)ら=10日、ブラジル・フロリアノポリス(共同)

 【フロリアノポリス(ブラジル南部)共同】クジラの資源管理を議論する国際捕鯨委員会(IWC)総会が10日、ブラジルのフロリアノポリスで開幕した。日本は資源が豊富な一部鯨種の商業捕鯨の再開を提案しており、14日の閉幕にかけて反捕鯨国との間で激論が繰り広げられそうだ。日本は提案が受け入れられない場合にはIWC脱退も視野に入れる。

 開幕日午前の日程では農林水産省の谷合正明副大臣が「十分な資源量が科学的に証明されているのに捕鯨を全面否定するのは委員会の根拠条約の趣旨に反する」と強調。オーストラリアの出席者は再開を支持できないと表明し、早くも対立が浮き彫りになった。