2018年9月10日 21:43 | 無料公開
九州電力は10日、原子力規制委員会の審査会合で、玄海原発(佐賀県)の敷地内で新たに26本の断層を確認したと明らかにした。玄海3、4号機は新規制基準での審査に合格して再稼働しているが、九電は、いずれも活断層ではないと説明。規制委は、地盤の安定性に影響がないか詳しく確認する方針。
九電によると、新基準で設置が義務付けられたテロ対策施設の建設を前に敷地内を追加調査し、各断層が見つかった。他に、審査済みの断層で、把握していたより長かったものもあったという。
各断層は過去300万年は動いた形跡がないとみられ、九電は活断層には該当しないと説明。規制委も了承した。