銀行跡地開発で新会社設立を検討 三菱UFJと三菱地所

 三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が、三菱地所と共同で銀行支店跡地などの再開発を手掛ける新会社設立を検討していることが10日、分かった。今後、店舗の統廃合が進むのをにらみ、跡地の有効活用を促す。地域活性化につなげる狙いもある。

 MUFG傘下の三菱UFJ銀行は今後6年間で2割程度の店舗削減を進める方針を打ち出している。新会社はMUFGが6割、三菱地所が4割を出資する方向で調整している。三菱UFJ銀の支店の多くは駅前などの好立地にあり、三菱地所の不動産開発のノウハウを生かして、どういった物件や施設が最も適しているか助言をする。


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