2018年9月9日 12:12 | 無料公開
北海道厚真町富里地区の土砂崩れ現場で作業する自衛隊員=9日午前
最大震度7を観測し、大規模な土砂災害があった北海道厚真町で9日、新たに2人の死亡が確認され、北海道は道内の死者は37人、心肺停止が1人、安否不明は2人になったと発表した。道警や自衛隊は7千人以上の態勢で残る不明者の捜索を継続。同日午前11時の時点で避難者は約5800人。
道内の空路や鉄道は復旧が進み、道内全域に及んだ停電はほぼ解消された。厚生労働省によると、道内の病院の停電も全て解消された。
JR北海道は9日、全面運休としていた特急のうち、札幌と旭川、網走などを結ぶ区間で運行を再開。札幌市の一部で続いた断水はほぼ復旧した。