沖縄・名護市議選、9日投開票 辺野古移設賛否が争点

沖縄県名護市議選の投開票を控え、市内で掲示されている候補者ポスター=8日午後

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否が争点の名護市議選(定数26)は9日、投開票される。移設を巡り激しい争いを繰り広げる反対派や容認派らは、選挙戦最終日の8日、街頭などで支持を訴えた。

 立候補者は32人。内訳は、辺野古移設反対派が、公明党の2人を含む17人。容認派や反対を明言しない候補らが合わせて15人。

 移設反対派は17人中12人が渡具知武豊市長を不支持だが、公明党の2人は、安倍政権が支援する渡具知氏に対しては支持の立場だ。一方、容認派と賛否を明らかにしないのが7人ずつで、解決済みとの立場が1人いる。


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