世界体操祭に北朝鮮招く 連盟の渡辺会長、平壌を訪問

 【北京共同】国際体操連盟(FIG)の渡辺守成会長が8日、北朝鮮建国70年の祝賀行事に合わせ、平壌を訪問した。経由地の北京で記者団に対し、来年7月にオーストリアで開かれる「世界体操祭」に北朝鮮選手を招き、マスゲーム(集団体操)の演技公開を目指す考えを明らかにした。

 平壌では9日から10万人規模のマスゲーム・芸術公演「輝く祖国」が行われる。渡辺会長は世界体操祭への北朝鮮の参加が国際社会との交流拡大につながるとした上で「どうやったらコンパクトな形で参加できるのか検討する」と話した。

 世界体操祭は競技を目的とせず、FIG主催で4年に1度開かれる。


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