ネパールでヘリ墜落、邦人搭乗か 乗客6人と操縦士の安否不明

ネパール・カトマンズ、ゴルカ

 【ニューデリー共同】ネパールの首都カトマンズ近郊で8日、乗客6人と操縦士が乗っていたとみられるヘリコプターが墜落した。警察当局などが現場で日本人男性1人を含む5人の遺体を発見し、在ネパール日本大使館に連絡した。大使館によると、男性は小松広美さん(67)。

 神奈川大のOBらでつくる「学士山岳会」の関係者らによると、小松さんは同会の登山隊メンバーとして、ヒマラヤ山脈のマナスル(8163メートル)登頂を目指していた。

 登山隊から8日、学士山岳会関係者に、小松さんが高山病にかかり、治療のためカトマンズにヘリで搬送される途中、ヘリとの連絡が途絶えたと連絡があった。


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