米特別代表、日中韓を歴訪へ 就任後初、非核化を協議

米国のビーガン北朝鮮担当特別代表(米国務省提供・共同)

 【ワシントン共同】米国のビーガン北朝鮮担当特別代表が10日から韓国、中国、日本を歴訪する。8月の就任後、初めての訪問。日韓とは韓国特使団の5日の訪朝を踏まえて戦略を共有する。中国には制裁履行への協力を求め、北朝鮮が非核化に踏み切る国際的な環境整備につなげたい考えだ。15日までの日程。

 ポンペオ国務長官が信頼を置くビーガン氏は、ブッシュ(子)政権下の2001〜03年に国家安全保障会議(NSC)で当時のライス大統領補佐官の上級スタッフなどを歴任。自動車大手フォード・モーター副社長からの転身で、ソン・キム駐フィリピン大使が中心となってきた実務交渉を率いる。


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