関空、国際線も一部再開 訪日客つなぎ留め期待

国際線の運航が一部再開され、関西空港を離陸する全日空の上海便=8日午後0時20分

 台風21号で浸水などの被害を受けた関西空港で8日、全日空の上海便が離陸し、閉鎖から4日ぶりに国際線の運航が再開した。格安航空会社(LCC)ピーチ・アビエーションの12便と再開第1便を含む全日空の2便が離着陸する。他の航空会社の国際線発着便はなく、全面再開のめどは立っていないが、訪日外国人観光客の受け入れ拠点としてつなぎ留めへの期待がかかる。

 7日に一部再開した国内線と同様に、浸水を免れた第2ターミナルビルとB滑走路を使用する。ピーチが運航再開するのは関空発着のソウル、釜山、台北、香港便と関空発の上海便。全日空は関空発着の上海便。


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