2018年9月8日 10:47 | 無料公開
建設型仮設住宅への入居者に鍵を引き渡す岡山県倉敷市の伊東香織市長(右)=8日午前、倉敷市
西日本豪雨で甚大な被害が出た岡山県倉敷市で8日、被災者の建設型仮設住宅への入居が始まった。県内で建設される312戸のうち先行して完成した51戸が対象。他の仮設住宅でも10月までに順次入居する。
51戸は、同市船穂町柳井原の市有地に整備されたトレーラーハウス型。市によると、仮設住宅として活用されるのは全国で初めてという。間取りは1DK〜3DKで、入居期間は最長2年間。敷金や家賃は無料で、光熱費などは自己負担となる。
市によると、豪雨による河川の堤防決壊や氾濫で、同市真備町地区などで5千棟以上が全半壊した。