偽証罪で元顧問に禁錮刑、米地裁 ロ疑惑捜査、トランプ陣営幹部

7日、米首都ワシントンの連邦地裁を後にするパパドプロス被告(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米首都ワシントンの連邦地裁は7日、ロシア疑惑を調べる連邦捜査局(FBI)に虚偽の証言をしたとして偽証罪に問われたトランプ陣営の元外交顧問パパドプロス被告に禁錮14日の判決を言い渡した。疑惑では8月下旬に元選対本部長マナフォート被告が詐欺罪などで有罪評決を受けており、トランプ陣営幹部が立て続けに有罪となった。

 パパドプロス被告は外交顧問になった後、ロシア政府とつながる英国在住の研究者やプーチン大統領の親類を名乗るロシア人女性らと接触。だが、17年1月にFBIが事情聴取した際、接触は外交顧問になる前だったと虚偽証言したとして訴追された。


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