2018年9月8日 06:05 | 無料公開
【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は7日、世界で毎年、約80万人が自殺で亡くなっており、2016年には15〜29歳の青年層で死因の2位となるなど深刻な問題になっていると発表した。自殺は社会全体の取り組みで防止できるとして各国に包括的な対策を求めた。今月10日は「世界自殺防止デー」。
WHOによると、16年の世界の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は推計10・53で、約80%が中・低所得国に集中している。特にロシア(26・5)やウガンダ(20)は高く、中国(8)、パキスタン(3・1)は低かった。