日ロ首脳、10日に会談 経済活動の具体化焦点

 安倍晋三首相によるロシア極東ウラジオストク訪問の日程が7日、固まった。10日に政府専用機で訪れ、プーチン大統領と午後に会談。13日までの滞在中、ロシア政府主催の「東方経済フォーラム」で演説するほか、中国の習近平国家主席との会談も調整している。日ロ首脳間では、北方領土での共同経済活動について、事業の具体化が進展するかが焦点だ。

 首相とプーチン氏の会談は、第1次安倍政権時代を含めて22回目。共同経済活動は海産物養殖や温室野菜栽培など5項目で実現を図る方針で一致しており、日本政府は領土問題解決に向けた信頼醸成のため、早期に事業化したい考えだ。


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