北海道、復旧本格化も続く不自由 ライフライン被害大きく

 北海道で最大震度7を観測した地震で、ライフラインに大きな被害が出た。地震発生から一夜明けた7日、復旧に向けた動きが本格化したが、市民は依然、不自由な生活を強いられている。

 断水は最大時47市町村の6万6587戸に達した。厚生労働省によると7日正午時点で、22市町村の3万3428戸で断水が続く。札幌市では9日までに解消する見込みという。

 7日正午時点で停電している病院は、災害拠点病院1カ所を含む191カ所で、同日朝と比べ半数近くにまで減った。水が使えない病院は51カ所。

 電話は、NTT東日本によると道内では7日午後1時時点、12万7千回線で通話ができない。


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