復活した日本酒「獺祭」出荷へ 13日から、豪雨被災後に生産

 旭酒造(山口県岩国市)は7日、西日本豪雨で被災した生産設備の再開後に仕込んだ日本酒「獺祭」を13日から出荷すると発表した。

 同社は西日本豪雨で酒蔵などが浸水や停電の被害を受け、7月7日に生産を停止。同28日に再開した。初回出荷分は、720ミリリットル入りの「純米大吟醸50」約1万4千本を全国の取扱店に発送する。

 同社は今回の出荷とは別に、豪雨による停電の影響で品質基準を満たせなかった日本酒約65万本分を、人気漫画「島耕作」シリーズの主人公のイラストをラベルにして販売。売り上げの一部を岡山、広島、愛媛、山口の4県に寄付している。


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