大関昇進、審判部長は内容を重視 10場所連続で三役の御嶽海

御嶽海

 日本相撲協会で番付編成を担う審判部の阿武松部長(元関脇益荒雄)は7日、大関昇進に挑む関脇御嶽海について「星数が多いに越したことはないが、内容が問われる」と取り口を重視する見解を示した。

 10場所連続で三役に在位する御嶽海は、関脇だった先場所を13勝2敗で初制覇。2場所前は小結で9勝を挙げた。大関昇進の目安とされる直前3場所合計33勝に乗せるには、11勝が必要だ。

 阿武松部長は「挑戦の場所だから内容を見たい。場所の一番に懸ける集中力は稽古場とは違う。自分よりも上位の相手に対し、どういう相撲を取るかが楽しみだ」と積極的な取り口を期待した。


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