2018年9月7日 17:35 | 無料公開
御嶽海
日本相撲協会で番付編成を担う審判部の阿武松部長(元関脇益荒雄)は7日、大関昇進に挑む関脇御嶽海について「星数が多いに越したことはないが、内容が問われる」と取り口を重視する見解を示した。
10場所連続で三役に在位する御嶽海は、関脇だった先場所を13勝2敗で初制覇。2場所前は小結で9勝を挙げた。大関昇進の目安とされる直前3場所合計33勝に乗せるには、11勝が必要だ。
阿武松部長は「挑戦の場所だから内容を見たい。場所の一番に懸ける集中力は稽古場とは違う。自分よりも上位の相手に対し、どういう相撲を取るかが楽しみだ」と積極的な取り口を期待した。