九州大で爆発音、1人死亡 福岡、法学部校舎で火災

火災があった九州大キャンパスの現場付近を調べる消防署員ら=7日午前10時19分、福岡市東区箱崎

 7日午前6時40分ごろ、福岡市東区箱崎6丁目の九州大キャンパスで、3階建て校舎の1階から「爆発音がして煙が出ている」と、用務員から119番があった。約2時間45分後に鎮火し、1階研究室で1人の遺体が見つかった。

 福岡県警東署によると、遺体は損傷が激しく、年齢や性別は不明。この研究室を利用していた40代男性と連絡が取れなくなっており、同署が身元の確認と出火原因を調べている。

 九大によると、火災があったのは法学部の校舎。現在は夏休み中で授業はしていなかった。大学は福岡市西区の伊都キャンパスへの移転を進めており、法学部も9月末までに移る予定になっている。


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