東証、午前終値は2万2264円 一時200円超下落

 7日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅に続落した。トランプ米大統領が対日貿易赤字を問題視するとの観測が生じ、円高に向けた圧力が強まると懸念された。台風21号や北海道の地震の深刻な被害が明らかになり、市場の重荷となった。一時200円超下落し、約2週間ぶりの安値を付けた。

 午前終値は前日終値比223円83銭安の2万2264円11銭。東証株価指数(TOPIX)は12・51ポイント安の1679・90。

 東京外国為替市場の円相場は円高ドル安に振れ、上場企業の海外事業の収益が円換算で目減りすると警戒された。自動車株や機械株に売りが出た。


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