2018年9月7日 11:39 | 無料公開
政府は7日、北海道の地震や西日本豪雨など相次ぐ災害の復旧費を確保するため、2018年度補正予算案を編成する方針を固めた。秋の臨時国会冒頭に提出する方向で与党と協議する。災害級とされた今夏の酷暑を踏まえ、小中学校のクーラー設置推進費なども想定しており、規模は1兆円を上回る可能性がある。
補正予算は例年、税収見積もりの修正などを反映させて12月ごろに編成している。18年度は災害対応を進めた後、年末補正を組むという二段構えで臨むことになる。
補正予算案には西日本豪雨による洪水で壊れた河川堤防の修理や土砂崩れの再発防止、北海道の地震の復旧費などを盛り込む。