北海道内300超の病院停電続く DMATも展開

 北海道の地震による医療機関への影響は7日も続いた。厚生労働省によると、停電している病院は376カ所。道内に34ある災害拠点病院のうち11カ所が停電しているが、自家発電で対応している。水が使用できなくなった病院は82カ所に上った。

 災害派遣医療チーム(DMAT)は道内各地や東北各県、新潟県から派遣された計約50チームが札幌市や苫小牧市、北見市などを拠点に活動を展開している。

 停電や施設破損で影響を受けた人工透析施設は42カ所。うち29カ所は周辺施設で対応し、7施設は対応を調整中。6施設は透析間隔を調整することで対応している。


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