関空連絡橋衝突のタンカー広島へ 損傷でえい航

 台風21号の影響で関西空港連絡橋に衝突したタンカー「宝運丸」(2591トン)が7日、橋付近の大阪湾の海上から広島市南区のドックに向け移動を始めた。損傷で自力航行ができないため、タグボートでえい航した。

 関西空港海上保安航空基地などによると、7日午前4時ごろに移動を始めた。8日午前11時半ごろに到着する予定という。ドックで損傷状態などを確認し、修理するか解体するかを決める。

 宝運丸は4日、大阪湾で停泊中に風に流され、連絡橋にぶつかった。乗組員11人にけがはなかった。


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