2018年9月7日 09:54 | 無料公開
地震による土砂崩れで倒壊した建物の周辺を捜索する自衛隊員ら=7日午前9時7分、北海道厚真町(共同通信社ヘリから)
北海道で最大震度7を観測した地震から丸1日たった7日、土砂崩れで多くの家屋が倒壊した厚真町で、道警と消防、自衛隊が夜通しで懸命の救助活動に当たった。政府によると、16人が死亡し、安否不明は26人。警察庁は死者9人、心肺停止は7人としている。
道内の一部地域を除く150万戸以上で停電し、停電の完全復旧には少なくとも1週間はかかるとみられる。断水も各地で続いた。
北海道では8日にかけて寒冷前線が通過し大雨になる見通し。気象庁は今後最大7程度の地震が起こる可能性もあるとしており、揺れの大きかった地域などで土砂災害に注意するよう呼び掛けている。