東北の酒で復興アピール フィンランド、風評払拭を

東北の日本酒を振る舞い、東日本大震災からの復興をアピールする行事に参加する吉野復興相(右)=6日、ヘルシンキ(共同)

 【ロンドン共同】フィンランドで6日、地元の飲食業者らに東北地方の日本酒を振る舞う行事が開かれた。復興庁の主催で、現地訪問中の吉野正芳復興相も参加。東日本大震災や東京電力福島第1原発事故からの復興をアピールし、被災地の地場産品をトップセールスすることで欧州での風評被害の払拭を狙う。

 会場は首都ヘルシンキのレストランで、地元政府や議会関係者らも含め数十人が参加。牛肉やホタテの料理と共に用意されたのは豊国酒造(福島県)の一歩己・純米吟醸、南部美人(岩手県)の南部美人・純米大吟醸、大沼酒造店(宮城県)の乾坤一・純米酒など東北3県の9種の日本酒。


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