河野外相、ドイツ首相と会談 北朝鮮や自由貿易を協議か

6日、ドイツ・ベルリンでメルケル首相と会談後、記者団の取材に応じる河野外相(共同)

 【ベルリン共同】河野太郎外相は6日、ドイツの首都ベルリンで同国のメルケル首相と会談した。北朝鮮情勢や自由貿易、気候変動を巡り、国際秩序をいかに維持するか意見交換するとみられる。

 メルケル政権は、トランプ米政権による地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」からの離脱表明や、保護主義的な通商政策に危機感を強めている。日本を「価値観を共有するパートナー」と位置付け、連携を強化したい考えだ。

 河野氏は6日、メルケル氏率いる保守与党、キリスト教民主・社会同盟の会合に出席、マース氏とも会談予定。河野氏は2日からアゼルバイジャンなどを訪問。ドイツで歴訪を終え7日に帰国する。


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