NHK、TVer参加に前向き 上田会長「取り組み研究」

 NHKの上田良一会長は6日の定例会見で、在京民放5社などが提携する見逃し番組のネット配信サービス「TVer(ティーバー)」について「ユーザーからの評価が高まっていることは把握しており、取り組みなどは研究していきたい」と述べ、参加に向けて前向きに検討する姿勢を示した。

 総務省の有識者検討会が7月、NHKによるテレビ番組のネット常時同時配信を容認する一方、受信料の見直しも求めたことについては「将来的な収支の見通しを踏まえ、引き続き適正な受信料水準の在り方について検討を行いたい」とした。

 有識者検討会は常時同時配信の実施に向け、民放との協力、連携も求めている。


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