2018年9月6日 18:39 | 無料公開
スルガ銀行東京支店が入るビル=東京都中央区
スルガ銀行がゆうちょ銀行と提携して実行した不動産融資で、審査書類の改ざんなどの不正をしていた疑いがあることが6日、分かった。経営が事実上破綻した投資用アパート運営会社「ガヤルド」(東京)の販売協力会社が明らかにした。
スルガ銀の第三者委員会は7日午後、シェアハウス「かぼちゃの馬車」を巡る不適切融資問題の調査報告書を公表し、その後、スルガ銀が記者会見する。
販売協力会社が不正を指摘したのは、居住しながら一部を賃貸して収入を得る人向けの住宅ローン。スルガ銀の商品をゆうちょ銀が仲介。オーナーが物件購入費の融資を受けた際、ガヤルドが預金残高を水増ししたという。