女流本因坊戦、藤沢が挑戦者に 囲碁、上野に白番中押し勝ち

藤沢里菜女流立葵杯

 囲碁の謝依旻女流本因坊(28)への挑戦者を決める第37期女流本因坊戦(共同通信社主催、JA共済連、共栄火災、味の素協賛)の本戦決勝は6日、東京都千代田区の日本棋院で打たれ、藤沢里菜女流立葵杯(19)が上野愛咲美女流棋聖(16)に白番中押し勝ちし、前期失ったタイトルへの挑戦を決めた。

 藤沢女流立葵杯は埼玉県出身で、師匠は祖父の故藤沢秀行名誉棋聖。2010年、史上最年少の11歳6カ月でプロに。14年、第1回会津中央病院杯で初優勝し、同年、初の女流本因坊となった。

 5番勝負第1局は10月10日、岩手県花巻市の佳松園で行われる。


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